農業次世代投資事業ー準備型ーを諦めたら一気に楽になった話
畑やってればそのうち痩せるだろ、で有名な明るい無職です。
来年から準備型を使い、年150万の支援を受けながら先進農家さんの所へ厄介になろうと思っていましたが、その計画は駄目になりました。
詳しくは過去記事をどうぞ。
そんな苦悩した明るい無職ですが、今はとても晴れやかな気持ちです。
だって支援金を受けないということは、自由だということなのですから！
「来年はガチで働くかもしれない」
明るい無職の当初の目標では、3年後には独立就農する予定でした。
しかし、来年から準備型が使えない以上、3年後の独立就農は現実的に不可能。
生活費のために働かなければならないからです。
これには計画を練っていた明るい無職もションボリです。
ションボリですが、あくまで3年の修行を過程とした就農パターンにとっては厳しい現実、と言うだけのことなのでした。
3年という期間を無視すれば、別に支援金は無くてもいいんじゃないか？と思うのです。
むしろその縛りが消えたことで、明るい無職にはとある欠点を補えるチャンスが来たと言えるのです。
明るい無職は物凄い残念な点があり、それは資本金が無いことです。
資本金の無い新規就農をネタにしたいところですが、Twitterのアンケートでも300万以上の資本金は欲しい、という結果が出ました。
確かに就農すれば資材の購入費に加え、利益が出るまでの生活費は必要不可欠です。
それを150万の支援金とバイトで稼ごうかとも思っていましたが、支援金は使えなくなりました。
しかし、支援金の可能性が消えた今、明るい無職は自由です。
最短で農家になるコースは消えましたが、じっくり腰を据えて農地を探しながら農家になる、という盤石なコースが見えてきたのです。
そのために明るい無職は来年、期間工となり働くことを考えています。
今年ある程度の農地候補を固め、本当に良い土地が見つかるまで期間工として働き資本金を貯めるのです。
その間も農家さんの所へ技術を学びに行きます。自分でも土地を借りて、1年学校で学んだ技術をぶつけてみたいとも思います。
期間工で無くても、とにかく働くことで資本金を貯めようと思うのです。
「割り切って働ける」
また辛い労働に戻るのか......。
とゲンナリする気持ちもあるにはありますが、それよりも目標があって終わりの見える労働になる、という希望が明るい無職を支えてくれる気がします。
農業を目指しているという希望は、休みの日の変な付き合いも断る力になります、苦しい時に踏ん張る力にもなるでしょう。
農業に興味があるような人と仲良くなれるかもしれません。
農家になってしまえば、なかなか外で働くことは出来なくなりますから、最後の機会と思えばなかなかに貴重なものです。
合間合間に農業の勉強をしつつ外で働く、終わりのある労働に身を置くというのは面白い気がします。
「フリーダム無職」
支援金を使うということは、農業に没頭するという事でありますが、そこには既に土地が決まっていたり、資本金に余裕がある、という没頭する為の条件が必要となります。
一方、明るい無職のような土地もない資本金も無い人間は、支援金を使わない方が間違いのない新規就農をスタート出来る可能性が高い気がします。
支援金は使うと、支給後1年以内に就農しなければなりません。
それは土地の当てが無いものにとっては無謀とも言えます。
酷い土地であろうと、まず始めなきゃと思ってしまうからです。
なら、新規就農に理解のある師匠の元でバイトをしながらでも確実に農地を探す方が良いのではないでしょうか。
(師匠＝先進農家さんの元での研修も、支援金の給付案件から外れる可能性も出てきていますし)
本当にケースバイケースなので、絶対これがいいよ！とはならないのが、農業の悪い所であり良い所でもあると思う今日この頃。
自分に合った情報、人脈、師匠、仲間、それを何とか見つけ出し、動くことが唯一新規就農に必要なことなのではないでしょうか。
やってやるぜーOo｡.(¦q[▓▓]
