明るい無職は農家になりたい

非農家無職33歳が農家を目指す。

農業が楽しい無職の話

畑に何時間でもいれる明るい無職です!

畑にいると、いくらでもやる事もやれる事もあるんですよね。

 

例えばトマト。
伸びてたら折れないように誘引して
脇目がでてたら栄養を取られないように取って
実がなり過ぎてたら大きくなるよう摘果して
葉が茂りすぎてたり、作業に邪魔な葉を取ったり
その最中に病気や害虫の気配があれば対策して
その対策をしやすいようにアーチを作ったり
雑草が生えてれば抜き取ったり

 

そして的確に手を加えればトマトは美味しい実を付けてくれる訳です。

これには金にがめつい明るい無職も時給換算なんてせずにニッコリですよ。
(●´ω`●)

 


「本当はずっと畑にいたいけれど」

 

とはいえ、人間の体力気力には限界があるもの。
どこかで作業は効率化しなくちゃいけません。

その解決策が農薬や農業機械。


どんなに手作業が楽しくても耕耘はトラクターですし、虫も全部手取りとはいきません。

そしてなにより、農家になると言うことは農業でお金を稼ぎ食べていかねばならんのです。
汗水流して労働するのは美しいかもしれませんが、労働を効率化して自分にとっての最善を探さねばならないのです。

 

畑楽しい!
だからといって、自分の体力を無視して延々と畑にいることは農家にとって正解では無いのです。

無理が来れば必ず体調を壊し、場合によっては農業の継続が不可能にもなります。

 

一人就農というのは、そこを危ぶまれる訳ですね。

 


「自分にとっての農業を探す」

 

もちろん男一人でも農業は可能です。
農業機械で補うのも手ですし、ガッチリした計画で無理のないサイクルを作り出したり、販路を工夫することで作方を簡素化したり。

 

しかし、それには農業機械を揃えるお金であったり、計画を作る知識であったり、販路を切り開く人間関係やコミニケーション能力が必要になる訳で。

明るい無職で言うなら今はどれも無いのですね。


( ;꒳​; )

 

学校の畑では一人では難しい事態も沢山起こっています。
害獣対策のネットがけは四人がかりでやりました。
機械が泥にハマった時は男二人で協力してファイト一発脱出。
学校に行けない時は農薬を代わりに撒いてもらったりもしています。

農業はとにかく労働力を使う仕事なのだとシミジミ思います。
(自動化という選択肢もありますが、新規就農とはあまり縁がないので今回はスルーします)

 

それを補ってきたのが従来の家族型労働であり、ある意味ではそれこそが農業の完成した形とも言えるのですね。

 

崩壊しかかってますが。

 


「学校の価値」 

 

学校が実戦型なのは、ここに理由があるのかもしれません。
確かに販売金額や、責任が伴わなければ見えてこない農業の本質のようなものでもあります。

 

こりゃしんどい、と愚痴を吐いておりましたが、新規就農した際に襲ってくるであろう事のイージーモードを今体験しているのですから、しんどいのも当然というものなのでしょう。
植物の育てかたを教えてくれるだけの授業では、自分の労働力の使い方や、それを克服さしようとする知恵までは学べないと思います。
(なお出来ている訳では無いので注意です)

 


「さいごに」

 

今の明るい無職の目標は
「作業を効率化し、その分を新規就農の方面に向ける」
です!
(`・ω・´)キリッ

 

言い換えると
「バイトもしたいし農家さんに会いに行ったりプチ旅行と洒落こんで農地を探しに旅に出たい、三十路おっさんのワガママバイク旅」
がしたいです!
(*`・ω・´)キィリッ

 

秋に向けてのは種も始まり、かなり暗雲立ちこめておりますが楽しくやっていきたいと思います!