明るい無職は農家になりたい

非農家無職33歳が農家を目指す。

農業学校4ヶ月の無職さん

最初は畑に行くのも義務感があって抵抗があったのですが、今となっては畑大好き毎日行きたいモードになっている無職です!

今思えば学校の放任的な雰囲気も生徒の自主性を高めるには良かったのかもしれんね。
(結果論)

 


これまでの無職畑

 

入校していきなりワケワカメのまま種まきをした春夏野菜。
流されるようにトマトやナス、ブロッコリーやキャベツを育て、なんとこさ畑の片付けまでを一通り体験した無職。
なんやかんやでマメに通ってたおかげで、売上も上々で先生が優しくなったりと激動の日々であった。

 

栽培した全ての野菜は以下の通り
トマト、地張いトマト、ナス、ブロッコリー、キャベツ、パプリカ、大葉、ズッキーニ、空芯菜、落花生、サツマイモ、ジャガイモ、枝豆、ほうれん草、カブ、チンゲン菜、水菜、ネギ、カボチャ、とうもろこし

あれやれば良かったー、とか後悔も多いのですが、書いてみると結構やってるもんですね!

 

そんな無職畑も秋作に向けて稼働中。
秋作はブロッコリーをメインに白菜やほうれん草で回す予定で、種まきもぼちぼち進んでおります。

 


バイトを探す余裕

 

春は種まきから定植まではもういっぱいいっぱいで余裕もなく、愚痴っておりましたが今は違います!
定植までの期間はなんとなく頭にありますので、定植の準備を前もってする事も可能!!

同時進行で片付けや収穫をしていても、結構余裕のある毎日となってきております。

そんな訳でそろそろバイトも始められそう!
明るい無職は明るいフリーターになる訳です。

 

今まで仕事というのは生活費に困ってとにかくやらなきゃいけないものでしたが、今回は貯蓄もあるし次のステップへの足しとして働くという明るい無職人生の中でも初めての体験です。
楽しく働けない職場なら辞める選択肢の一択なので、正直なんの気負いもなく楽しみです。
無職なのに働くのが楽しみとは、なんという摩訶不思議。

 

まだ農家になれた訳では無いですが、農業という可能性がここまで人生を変えるとは。


学校にブツクサ文句を言っていた時期もありましたが!

 


やらなきゃいけないこと

 

とはいえ、これで落ち着いてられないのも事実。
このままでは来年は農地も行先もない就農難民となってしまいます。

そこで同時進行しているのが移住、就農計画。
明るい無職の住む場所は新規就農を歓迎しているとは言い難い都市部よりの場所なので。ここで新規就農するというのはあまり現実的ではありません。

 

なので心機一転、移住就農へ意欲を燃やしている所に転がり込むことが最善かと今は就農フェアなどに足を運んでいます。

調べてみると、同じ県でも自治体によってかなり条件が違うことが分かってきました。

 

そして態度も違いますね。
(#・ω・)

 

いわば税金でお金貰うんだから、生半可な覚悟での利用は困るよ?
住民の大半は年寄りだから、そういう人達に寄り添って動いてくれないと。

地域の集まりとか、草刈りとか、率先してやってくようなコミニケーション能力っていうのかな?そういうのある?

 

などなど、こいつ老人介護させる気満々やな!という感じの自治体も。
( ๑º言º)

 

反面で、新規就農者への教育施設が整ってたり、農協が全面バックアップで新規就農者へ支援してたり、国の補助とは別に自治体で頑張って移住就農を応援している所も。

 


さいごに

 

栽培技術も大切ですが、どこで農業を始めるか、というのもホント大事な訳で。

明るい無職の場合は全てが半人前なので、地域で新規就農をバックアップしてくれる、というような所で農業を始めたいところです。

 

今個人的に気になっているのが福島県
実は明るい無職の実家は福島なのもありますし、震災の影響がまだ根強い中で新規就農する事で活動の幅が広く取れるのでは、などと思ったり。

 

実際はどうなるか分かりませんが、進捗状況はTwitterやblogで発信して行きたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 

農業が楽しい無職の話

畑に何時間でもいれる明るい無職です!

畑にいると、いくらでもやる事もやれる事もあるんですよね。

 

例えばトマト。
伸びてたら折れないように誘引して
脇目がでてたら栄養を取られないように取って
実がなり過ぎてたら大きくなるよう摘果して
葉が茂りすぎてたり、作業に邪魔な葉を取ったり
その最中に病気や害虫の気配があれば対策して
その対策をしやすいようにアーチを作ったり
雑草が生えてれば抜き取ったり

 

そして的確に手を加えればトマトは美味しい実を付けてくれる訳です。

これには金にがめつい明るい無職も時給換算なんてせずにニッコリですよ。
(●´ω`●)

 


「本当はずっと畑にいたいけれど」

 

とはいえ、人間の体力気力には限界があるもの。
どこかで作業は効率化しなくちゃいけません。

その解決策が農薬や農業機械。


どんなに手作業が楽しくても耕耘はトラクターですし、虫も全部手取りとはいきません。

そしてなにより、農家になると言うことは農業でお金を稼ぎ食べていかねばならんのです。
汗水流して労働するのは美しいかもしれませんが、労働を効率化して自分にとっての最善を探さねばならないのです。

 

畑楽しい!
だからといって、自分の体力を無視して延々と畑にいることは農家にとって正解では無いのです。

無理が来れば必ず体調を壊し、場合によっては農業の継続が不可能にもなります。

 

一人就農というのは、そこを危ぶまれる訳ですね。

 


「自分にとっての農業を探す」

 

もちろん男一人でも農業は可能です。
農業機械で補うのも手ですし、ガッチリした計画で無理のないサイクルを作り出したり、販路を工夫することで作方を簡素化したり。

 

しかし、それには農業機械を揃えるお金であったり、計画を作る知識であったり、販路を切り開く人間関係やコミニケーション能力が必要になる訳で。

明るい無職で言うなら今はどれも無いのですね。


( ;꒳​; )

 

学校の畑では一人では難しい事態も沢山起こっています。
害獣対策のネットがけは四人がかりでやりました。
機械が泥にハマった時は男二人で協力してファイト一発脱出。
学校に行けない時は農薬を代わりに撒いてもらったりもしています。

農業はとにかく労働力を使う仕事なのだとシミジミ思います。
(自動化という選択肢もありますが、新規就農とはあまり縁がないので今回はスルーします)

 

それを補ってきたのが従来の家族型労働であり、ある意味ではそれこそが農業の完成した形とも言えるのですね。

 

崩壊しかかってますが。

 


「学校の価値」 

 

学校が実戦型なのは、ここに理由があるのかもしれません。
確かに販売金額や、責任が伴わなければ見えてこない農業の本質のようなものでもあります。

 

こりゃしんどい、と愚痴を吐いておりましたが、新規就農した際に襲ってくるであろう事のイージーモードを今体験しているのですから、しんどいのも当然というものなのでしょう。
植物の育てかたを教えてくれるだけの授業では、自分の労働力の使い方や、それを克服さしようとする知恵までは学べないと思います。
(なお出来ている訳では無いので注意です)

 


「さいごに」

 

今の明るい無職の目標は
「作業を効率化し、その分を新規就農の方面に向ける」
です!
(`・ω・´)キリッ

 

言い換えると
「バイトもしたいし農家さんに会いに行ったりプチ旅行と洒落こんで農地を探しに旅に出たい、三十路おっさんのワガママバイク旅」
がしたいです!
(*`・ω・´)キィリッ

 

秋に向けてのは種も始まり、かなり暗雲立ちこめておりますが楽しくやっていきたいと思います!

農業学校3ヶ月目

今日も今日とて農業学校な明るい無職です。

今回は実際の農業学校はどんな所だった?
という話をしていきたいと思います。

 


「無職心は砕けない」

 

さて、入学前は
「学校にバイトに農地探しにTwitter!ついでに恋も探しちゃうぞ!」
なんて息巻いていた明るい無職ですが、入って1ヶ月経とうとする頃には
「ば、バイトする余裕なんてあるかいな!ワイは学びに来たのに何でこんな忙しいんや!!ぜーぜー、げほっげほっごぼぉ( ´゚Д゚)・;’.、」
もうやめて!無職のライフはZEROよ!
状態となっていました。

 

その理由は学校の
「初心者から農家の子息まで受け入れるし教えるで!あ、でも畑は自己管理で最大限使ってな?使ってな?(ブチ切れ)」
というスタイルにありました。
_(´ཫ`* _)⌒)_

 

畑をやった事のない無職は全て後追い状態。
もちろん予定表なんて作れず、その場その場で植えるものを決め、その都度畝を準備し、せっつかれるように防除を行いました。
結果、週5〜6で畑に通うことに。

休みの日は布団から出ない、なんてサラリーマン時代のストレスマッハな時期と同じような感じになっておりましたね。

 

心が折れそうで折れなかったのは、ある意味ではオラ農家になるだ!とTwitterで宣言したからとも言えます。
ありがとうTwitter

 

 

「学校3ヶ月目」

 

そんなこんなで3ヶ月。
すると変化が訪れます。


流石の明るい無職も、農機具を毎日のように使っていれば使い方も覚えてきたのです。

恐る恐る使っていた管理機
(手押しのトラクターみたいな機械。土を耕耘したり、土を巻き上げて畝を作ったり、マルチの土乗せや土寄せにも使える農家必須マシン)
も、今や軽々扱えます。
ただし下手で真っ直ぐ走らせられませんが!

 

動力噴霧器や、草刈機も普通に扱えます。
運搬車(軽トラの荷台にタイヤをつけたような機械)やトラクターも最近では扱えるようになってきました。

 

そして何より、あれほど畝を作り定植するのに追われていた畑が夏野菜で埋まってきたのです。
これにより、週4でも畑を管理出来るように最近はなってきました。

 

まだまだ突発的な作業もあるので、あまり自由に動けてはいませんが。

 


「学校の使い方」

 

学校は真面目に農業に取り組んでれば何も言ってきません。
文句を言うのは、管理が行き届いていなかったり、次の行動が見えないからなのでした。

 

なので、自分なりに家庭菜園レベルでも植えるものを植え、管理する形を作り、実行すれば良かったのですね。

入った当初は無茶言うな状態でしたが(笑)

 

恐らくですが、農業学校はどこもここに近いものはあるんじゃないでしょうか。
その上で、コースが別れており、自分に合わせてコースのレベルを変えていく、というのが正しい選択なのでしょう。

 


「さいごに」

 

ひと月前は辞めた方がええんかなぁ、などと考えておりましたが、今となっては過去の話。
よっしゃこの調子で1年駆け抜けたるで!
\\\٩( 'ω' )و///
と今はなっております。

 

非農家の課題は
「農業に触れる時間」
なんだと思うのです。

 

自分のキャパを超えた規模での農業に触れ続けることで、農業で悩んで悩んで悩み、そして農業について考える時間が増えることが明るい無職には必要だったのでしょう。


畑にいることが自然になって、抵抗のあった農業機械の操作が自然に身につき、作業がどんどんスムーズになっていきましたしね!

 

畝作りが不安なのだって、植えた種がどう成長するか分からないからであって、1度でも経験すれば株間や畝幅なんかは自分で判断できるようになっていきます。

 

ちなみに明るい無職は葉物を勿体無いとほとんど間引かなかったので、現在地獄を見ています。

 

次回予告

日々成長し続ける葉物野菜。
収穫適期を逃した怪物葉物達が無職を襲う!

 

次回
「来世は間引きを」
( ´ཫ`)

新規就農者=希少種ということを認識して動くべきだと思った無職

学校になかなか馴染めない、というか自分のレベルが低すぎてついていけてない明るい無職です!

 

学校は約20名の人間がおるのですが、その大半は親元就農者。
非農家新規就農者は明るい無職を含め2人しかいません。
しかしそのもう1人も数年前から師匠がおり、修行中の身。

そりゃね、レベルの差がハッキリ見えちゃうんですよ( ;꒳​; )

 


「非農家新規就農1年生はイレギュラー」

 

どういう事かと言えば
学校は親元就農、或いはそれなりに経験を積んだ新規就農者をメインに教えてきた訳です。
つまり明るい無職のような農業目指してるけど何もしたことの無い人間、というのは結構な異端者なのでした。

 

そうなると、この程度は教えなくてもいいだろう、とか、このくらいならもう想定して計画を立てられるだろう、なんてことが明るい無職には全くの未知の領域。
先生方も「え?そこからなの?」と困ってしまうレベル。

そのオーラを何と言うかヒシヒシと肌に受けているとね、そりゃもう気も滅入る訳で。

 

今になって初めて気が付きました。
「完全未経験の非農家とは県が想定している新規就農者のレベル以下の存在なのだ」
と、、、。

 


「辞めるか踏ん張るか」

 

実は辞めてしまおうか、くらい考えた時もありました。
何故なら、播種、定植、肥料、農薬散布、などを知識無しの所から実践スタートしていたからです。
先生も聞けば答えてくれますが、無知な明るい無職の質問なんて
「何でこの農薬なんですか?」
なんて大雑把な質問です。
聞かれた方も困ってしまいます。

 

そんな事を積み重ねていると、先生方のイライラもなんとなく感じられるというもの。
幸い(?)明るい無職以外にも親元就農ながらあまり知識の無い人間もおり、1人ターゲットになっている訳ではありませんが、そこそこの罵声を浴びせられ作業することもしばしば。

 

もうこれ自分で市民農園借りて調べながらマイペースにやった方がストレスフリーで勉強進むんじゃねーの?とか思って悶々としておりました。

とはいえ、罵声を浴びながらとて先生方の言ってることは正しく、経験としては貴重なものです。


また生徒同士は大体罵声の被害者になっており、絆は始まったばかりだと言うのになかなか強固なものとなっています。

 

1年という短い期間、すでに2ヶ月経過し、夏野菜も植え付けが始まっています。つまり夏野菜が終わり秋になればかなり学校は落ち着き、冬になればほぼ終わりなのです。
実際の期間なんて9ヶ月程度ということですね。

 

それに家には無い農業機械(草刈機、背負動力噴霧器、管理機、運搬機、トラクター)が使い放題なのも魅力的です。

辞めてしまえば確かにマイペースに勉強は出来ますが、農家への道は最短では無くなるのは確かです。


踏ん張れば今はストレスになりますが、横の繋がりもでき、師匠探しも「今農業学校に通っている」或いは「農業学校を卒業した」という裏付けが出来て強みとなるでしょう。

今のところ、なんとか踏ん張る方が理にかなってるということで頑張れています。

 


「非農家へのアドバイス

 

農業を目指した時

○年で農家になる!
何処で農地を探す!
○○農家になるんだ!
なんて目標を皆さん何かしら立てることでしょう。

思ったからこそ農家になるという選択をしたんでしょうし。


しかし、その目標や貴方の状態というのは思った以上に世間から認識されていないものなのです。

 

・就農予定地
・農地の面積
・資金
・拠点
・手持ちの機械や資産
・労働力の数
・知識量
・メインとする品種
・ハウスや路地など設備のバランス
・目標収益
・師匠はいるのか
・家族の協力は
・何年で就農するのか
・結婚予定は

などなど。自分の状況、目標を書き出して人に説明できる準備をして下さい。
明るい無職はこれを失念しました。というか、ほぼどれも決まっておらず、気恥ずかしくてあまり公言していませんでした。

 

その結果が、自分のレベル(計画性)と違うところへ行ってしまい、その摩擦で摩耗して行っている今の状態です。ハッキリ言ってシンドいです。

 

新規就農者がいなくて困っているのは何処も本当で、本心ではそれを解決したいと皆思っています。
なので、ちゃんと自分のレベルを測り、それを伝えられれば皆親身になって相談に乗ってくれます。

その上で、自分で果たしてそこで教えを乞うのが正解なのか考えてください。
いくら話し合っても、相手はこちらを100%理解してくれることはありません。最後は自分で判断することで、相手の理解の溝を埋めて行くしかないのです。

 


「失敗まとめ」

 

・何も決まっていない気恥ずかしさからやる気だけをアピールしてしまっていた

・やる気だけを買われ入学出来たが、やる気も豆腐メンタルなので弱々だった

・バイトも何も決めずに入学してしまった。本来なら週3バイトする、一日は休みや予備、学校は週3、などと決め、それで通えるかを確認すべきだった(毎日行く覚悟なら関係ないけど)

・自分のレベルを確認したうえで、座学がしたいのか、実技がしたいのか、そもそも何が分からないから何を学びたいのか、ということをハッキリさせておくべき

・何もわからないから一通りやりたい、は相手の都合に身を捧げると宣言することになる。豆腐メンタル向きでは無い死亡遊戯

・己を知り敵を知れば百戦危うからず、という言葉が新規就農者にはピッタリ。自分の状態を知り、誰から何を学ぶか、どう学びたくて相手はどう学ばせたいかを知り判断することは絶対に必要

 

という事で、明るい無職はメンタルを殺されバイトの余裕も無く資金をゴリゴリ減らしながら学校に通っているのが現状です。
おかげで計画の脆弱性を知れたので良かった部分はありますが。

 

まぁそもそも完璧に就農出来る能力があったなら、きっと社会人もこなせていたはずですからね!
しゃーないドンマイ自分。

 

この記事を読んでくれている新規就農希望者は是非とも己をさらけ出し、裸の気分で相談に行ってみて下さい。下手に繕うから摩擦も起きるのです。

 

一方、新規就農者と触れ合う機会がある人は、新規就農者のレベルを測ってみて下さい。
新規就農者はやる気だけは見せるものです。やる気だけを見て鵜呑みにするとお互い不幸になります。
自分の希望するレベルに無い新規就農者なら、断ったり他を探してあげるのも優しさです。

 

そんな事を考えながら夏野菜の予定を組む明るい無職でした。

農業バイトの話が難航している件について

最近農家バイトのハードルの高さを噛み締めている明るい無職です。
お金の話を嫌がる農家さんって多いんですよ。
その理由を考えてみました。


「家族でサポートするのが恒例」

 

農家さんは大抵が家族、親戚でサポートし合います。
血族=共助関係だったからですね。

しかし、現代においては若者は都市部へ、残ったのは年老いた老夫婦や兄弟です。
片方は老人ホームなてこともザラにあります。

 

さて、そんな価値観で農業をやってきた人間が、突然よそ者に働くから金をくれ、なんて言われても困るわけです。
なんせその経験がないのです。


すでに親戚ではなく友人に来てもらってお金を払っている農家さんは問題無く話せたりしますが。
(リンゴ農家のスーさんはすでに友人をバイトで雇っていたので、明るい無職にもバイトとして来てもらって抵抗が無かったのだと思います)
スーさんに関しては過去記事をどうぞ!

激戦!リンゴ農園!~葉っぱ取り編~① - 明るい無職は農家になりたい


「そもそもサラリーマンの気持ちで測るから噛み合わない」

 

決してケチや守銭奴という事では無いのです。

例えば会社員はお金は働けば一定額貰えますし、保険も年金も会社が負担する分があります。
しかし農家はその全てを自分で背負います。


資材を買うのも、種や苗を買うのもお金が必要なのです。経費で申請すれば下りる会社員とは違うのです。

なので、最初から労働をお金で買うことを経費として考えていない農家さんにはバイトを雇うことは無理なのです。

 


「農家さんと仲良くなる」

 

ただし農家の社長は農家さん本人です。
農家バイトとして働きたい人間がいることを伝え、その上でどの程度働いて欲しいかをちゃんと話し合えば農家バイトも可能です。

ここが普通のアルバイトと違うところであり、良い部分ではあるのですね。

 

アルバイト▶履歴書さえあれば誰でも受け入れられる可能性がある。
時給は約束され、他にも保険なども加入可能。
契約により縛られるが契約が守ってくれる。

 

農業バイト▶繋がりがないと話も来ない。
口約束の報酬で管理、保険など無い。
信頼で縛られるが信頼が守ってくれる。

 

契約か信頼か、という事ですね。

 

契約は出勤時間や休憩時間、規則や業務内容などビッシリ決められ、その中である意味守られて働く訳です。
ただし利益第一なので、利益をもたらさない者や契約を守らない者には容赦のない攻撃が待っています。

 

信頼はユルユルとした口約束で話が進みます。
勤務は9時くらい、終わりは日の入り前の4時くらいかなー。保険はないから怪我のないようにね!とか。
働いてみると緩くて心地よい面もありますが、雇用主の考え次第で如何様にも変わる環境は厄介な面も持ちます。

 

とはいえ契約の方で辛かった明るい無職としては、リンゴバイトの信頼で作られた労働環境は理想に近いものでした。

ただしそれはスーさんが良い人だった、という事です。
ホワイト企業ブラック企業があるように、ホワイト農家、ブラック農家があるのも忘れてはならないのです。

 


「さいごに」

 

農家さんとお付き合いする時は、その人が自分の感性と合うか否か、ということを見極めねばなりません。

企業と違い、自分の目的をしっかり話さねば後々トラブルに成りかねない、というのは面倒ですが、噛み合えば後々まで続く素晴らしい人間関係が構築できることでしょう。

 

農家さんはとにかく会ってみて、です。
農業体験、新規就農者向けの見学会、農業イベント、なんなら猟友会、様々な手を使い気楽に話に行ってみましょう。

 

とりあえず明るい無職は暖かくなったらクロスカブで県を問わずブンブン農家さんに会う旅に出たいと思います。

ひとつの物事に執着すると無職は楽しめない話

何かする時は完璧にしなきゃ!と思っていた明るい無職です。

勿論、完璧になんて出来ないので何もしないで三十路を迎えてしまいました( ;꒳​; )

「失敗に対する恐怖心」

何がきっかけかは知りませんが、物心着いた時には失敗を極度に恐れる性格だった明るい無職。
完璧主義、と言うよりは失敗恐怖主義でしょうか。
恥を晒すのを恐れるため、とにかく挑戦を避けてきました。
あと何かやってもネタに走りましたね。失敗しても言い訳が出来るように。

そしてここから更なる恐怖が待っているとは知らずに......。

「ネタに走ってネタに固執しだした」

そんな失敗を恐れネタに走った明るい無職少年。
次第に、ネタに走ることが己のアイデンティティだと思い始めてしまいます。
ナンバーワンよりオンリーワンじゃありませんが、ネタに逃げ始めたのです。

すると不思議なことに、オンリーワンでナンバーワンを目指すようになるのです。
オンリーワンのナンバーワンは中々に恐ろしいものです。
要するに変人の中でナンバーワンを目指し出すのです。
(アカン)
と思っても時すでに遅し、明るい無職は立派な変人として三十路を迎えてしまいました。

固執すると執着が生まれプライドが暴れ出す」

さて三十路になり無職になりもう固執も何も無いやーとなった明るい無職ですが、気を抜くとムクムクと共に育ったプライドが起き上がります。

プライドの正体は固執や執着から生まれる自尊心です。
ワイはこれについては詳しいんやで!こんなに時間かけとるんやで!
というようなものですかね。

徒歩の話でも書きましたが、空き缶1つ拾うのですら、それに執着するとプライドが目覚めます。
ワイが綺麗にしたんや!ゴミを捨てる奴は許さんぞ!とプライド大暴れです。
捨てる人もいるし拾う人もいる、それでええのです。

「どんな人間も本心ではプライドを育てたい」

プライドは自尊心、自尊心は個性、個性は自信、とまぁ根の深いのがプライド。
元を辿ればポジティブな感情なので、やはり育てたくなるのが人間というものです。

若い頃はそれで良いのだと思います。
失敗も成功も含めて大いに育てればいい。
ですが、大人になり、自分というものが確立されたら、捨てるべきなのがプライドなのでしょう。

捨てるべきプライドを捨てられない大人が、パワハラなどをし、他者へ寛容性の無い社会を作るのです。

固執しない人生」

固執しないとは、つまり何があっても「まぁいいや」と流せる事です。
それ即ち、失敗を恐れない、という気持ちでもあるんですね。

明るい無職に無かったものです。
今現在、明るい無職はこの固執しない、という感情を完璧に持つことは出来ていませんが、ゆっくりと育てていきたいと思っています。

プライドを守り、失敗を恐れる無職ほど不自由な事はありません。
固執せず、失敗を恐れない無職になりたいと思う明るい無職でした。

明るい無職は回転主義(サイクリスト)を目指したい

物欲にまみれた怪物こと明るい無職です。
人は裏切るが物は裏切らない(迷言)。
今回は回転主義についての記事です。
そもそも回転主義(サイクリスト)なんて言葉があるか謎ですが(笑)

しかし、かの有名なアカル氏も言ってます。
回転するものは絶えずエネルギーを発し続けているのだ、と。


ミニマリストもいいけれど

ミニマリストは物を持たない主義のことです。
狭い部屋に布団とパソコン、スマホのみ。
突き詰めるとそんな感じでしょうか。
実際、都市部のサラリーマンの生き方としては進化系なのかな?と思います。
必要なものはシェアするという手もあります。

実は明るい無職もそんなミニマリストに憧れていた時期もありました。
断捨離とまでは行きませんが、無職になってから物はバンバカ売りさばいたり、あげたりしましたから。

確かにどんどん生きやすくなっていきましたよ!
物に対して惜しいとか勿体ないと考えていた思考のスペースが、マルっと無くなったのです。
この本はいつか読みたいなー、なんて悶々とすることもありません。
確かに素敵なんですよミニマリスト

しかし、残念なことに明るい無職のゴールではありませんでした。
無職でミニマリストなんてもうね、収入も無いわ物も無いわ、何?旅にでも出るの?樹海?なんて言われてしまいます。
明るい無職は決して旅人では無いのです。
俗物100%なのです!


たどり着いた回転主義(サイクリスト)

さて、先述のアカル氏の言葉ですが
回転するものは絶えずエネルギーを発し続けている。
これは物のサイクルにも当てはまる言葉ではないでしょうか。

例えば手元に時計があります。
そこそこ良い時計です。
使ってもいます。
ですがメインではありません。
そのまま持ち続けるということは、そこに留まること、回転を止めるということです。
貴方は無感情なまま、その時計をたまに使い続けます。
しかし、そこで誰かに売ったりあげたりしたとしましょう。
その誰かは間違いなくその時計を欲していたのですから、手に入ったら嬉しいです。
貴方が失ってしまった嬉しさを、その誰かは味わいます。
それって凄いことじゃないでしょうか?
つまり、その嬉しさの移動とでも言うものが回転に当たるのです。

農業にも当てはまる回転主義

そもそも農業自体が回転主義とも言えます。
農業にはとにかく回転が付き物です。
連作を避けるための輪作。
季節ごとに植え替える作物。
取れた作物を市場に流すのも回転と言えるでしょう。

楽しいですね回転!

日本の農業は残念ながら回転が滞っています。
回転の1番大きな問題、世代交代が出来ていないのです。
まぁそれも仕方ない部分があります。
農家が農地を自分のものとしたのは戦後の農地解放からです。
それまでは小作人でした。
実はそんなに世代交代の歴史が農家には無いのです。

そして今、また小作人のような制度になってきましたね。
明るい無職の知らない面も多くあると思いますが、少なくとも一般の目にはそう映る、という感じがします。


さいごに

アカル氏はこうも言っています。
回転だけに囚われるのはいけない。回転した先に何があるか想像することも大事なのだ。と。

一見回転しているように見えるけど、それは中間搾取が連続しているだけで、どんどん不幸を作っているのかもしれませんからね。