明るい無職は農家になりたい

非農家無職33歳が農家を目指す。

庭がとてつもなく楽しい無職の話

やる事ねぇからパチンコ行くかぁ!
で有名だった明るい無職です。

 

今は数日庭を放ったらかしにしようものなら雑草生えまくりの木伸びまくりの野菜成長しまくりですからね。
パチンコ行ってる暇がねぇ!
そもそも行く気もねぇ!

 


「庭が遊び場」

 

家庭菜園を始めたばかりの時は、種まいても出てこないし雑草邪魔だし石ころ出てくるし木は生え盛って鬱陶しいし暑いし虫来るし野菜育っても虫食い酷いし...
あんまり楽しくない!っていうのが正直な所でしたね。

 

そんな無職でしたが、1年農業学校に通い、庭なんか比較にならない程の畑を使わせてもらい、座学で土づくりの勉強や農業の基礎を教わりました。

そんな事をしていると

 

生ゴミって堆肥になるのでは?」
「コーヒーカスって消臭にもなるし土壌改良効果や雑草の抑制にもなるのか」
「卵殻石灰なんてあるんだ、面白そう!」
「緑肥!?雑草も堆肥になったりする?」
「野菜は土が悪くても育つのがあるンゴねぇ」

 

など、頭の中に色々な考えが浮かぶように。
そうなるとあとは「やってみたい」となる訳で。

本当にこれ役立つんかね?というような知識でも、農業関係は繋げてみれば畑に帰結するんですよね。当たり前なんですけど。

あとはそのとっちらかった知識を遊びに繋げて、やってみて、楽しむのみ。

 


「それでも結構悩む」

 

雑草の話、というのは農業界隈でも多種多様な考え方があるのです。
Aさんは雑草と野菜は共存関係にあるので刈らない
Bさんは雑草は虫を媒介するので刈る
Cさんは根まで枯らす除草剤
などなど。

 

じゃあ家庭菜園は?
となると悩む。
除草剤をわざわざ買うか、隣の家の花壇ににかかってトラブルにならないか?
手間暇惜しまず抜くのが良いのか?抜いたら燃えるゴミか?
悩む。

 

結論としては
「ご近所迷惑になるから除草はする。でもトラブルになりかねないから除草剤は使わない(お金もかかるから)。燃えるゴミにするのもゴミ袋代金がかかるから、埋めて堆肥にしよう。あと畝間に敷いてマルチ代わりにしよう」
となりました。

 

堆肥化についても結構悩みました。
最初はダンボーコンポストを作ってみましたが、ダンボールは汚くなって近所からの見栄えも悪いし、長雨が続くと虫がわいたり。
これも結論としては
「畑以外のスペースに穴掘って埋めて上から米ぬかをかけよう」
となりました。

 

コンポスターとかも売ってますが、あれも近所から丸見えだと見栄えもありますし、引越しなどでゴミになると良くないので埋めるという方向に。

試行錯誤しながらの家庭菜園ですが、一昨年と違うのは「悩むのも楽しい」という事ですね。

 


「おわりに」

 

庭を触りだしたのは2年前。
初めは向日葵を植えたのですが、種のまき方も時期もさっぱり分からず気がつけば野生化。どれが向日葵やら分からなくなり飽きるという事態に。
ちなみに同時期に大葉も作ったのですが、雑草と同じなどと聞いていたために適当に撒きすぎてどこに生えたかも分からなくなりました。何なら雑草と思って抜いたかも。

そんなレベルの明るい無職でしたが、今は何となく家庭菜園っぽい、庭っぽい何かを作ることに成功。
その過程て生ゴミが堆肥になることなどを知り、進んで堆肥にすべく料理もするようになりましたとさ。

 

庭は凄いですよ。
植物の観察だけで軽く30分は使えますし、より良いものにしようと雑草抜いたり土寄せやら追肥やら堆肥用の穴掘りしてたりしたら簡単に1日終わります。
そいで味噌汁は必ず作ってるので料理も入れたら1日なんてあっという間。

楽しいか?と聞かれれば超楽しいです!
近所の人とお庭トークしちゃうくらいには楽しいです!

 

明るい無職は非農家ではありますが、小さいながら庭がある家に住んでいたのは幸いでしたね。
規模は違えども育てるものは一緒。
コロナ禍で就農の動きは鈍くなってますが、これはこれで良い経験となっております。

 

暇だなぁ、という人は是非家庭菜園を!
市民農園とかも良いですよ!
ちなみに友人は市民農園から地主さんと知り合い、農地を借りました!
市民農園だと生ゴミ植えたり好き勝手は出来ませんが(笑)