明るい無職は農家になりたい

非農家無職33歳が農家を目指す。

明るい無職のBライフは何故実行されなかったのか

サラリーマン時代はBライフに憧れ、土地まで探していた明るい無職です。

 

土地も半ばゲットし、生えていた木も切り倒し、草刈りもし、しかし結局そこには住んでいません。

 

何故、明るい無職はBライファーにならなかった(なれなかった)のか、そんなお話です。

 


「農業に移行してしまった」

 

さて、手に入れた土地は下水も上水もありませんでした。
近所のスーパーまで数キロ。
とってもBライフらしい田舎です。


しかし半端な田舎で、左右を住宅に囲まれ、隣接する土地では工場が稼働しています。
そこで生活をするとなれば、近所の人とヨロシクやらなければならないような場所です。

 

まぁ少しイメージとは違いますが、充分は充分な土地です。
さて、そこには家はないので、Bライフのメインイベントである小屋を作らなければなりません。
まぁネット見ながらボチボチやってくかー、でもこの土地結構広いのよね。
お隣なんて農業やってるし。
農業か、Bライフするなら農業も一緒にやったら面白いよなぁ。
あれ、この土地勝手に農地にして農業したりして良いのかな?
ふむ、よし調べてみよう!

 

ということで農業に移行してしまったのです。
しかもその土地は広さはあるものの、農業をしていくには様々な問題を抱えていました(ここは機会があれば別の記事で)。

 


「便利なものが明るい無職は大好きだった」

 

確かに明るい無職はサラリーマン生活に希望を見出すことが出来ず、Bライフという半ば隠居生活に憧れました。
憧れましたが、明るい無職は文明の素晴らしさというのを捨てきれていません。

 

蛇口を捻れば出てくる水道水、流せば処理上まで汚物を運んでくれる下水、個人の手では分解できないゴミを持って行ってくれるゴミ収集、電気というハイパーなエネルギーを格安で売ってくれる電力会社。
その全てに感謝しきれない程の感謝をしています。

 

ちなみにBライフの人達は、使えるサービスはもちろん使いますが、自分で出来る部分はガッツリ自分でやります。

水道なら地下水をろ過してみたり、排泄はコンポスト、電気は大体の人が引いていますが5アンペア契約で後は太陽光とかで補ったり。

そんな自力での生活スタイルはカッコイイし魅力的です。
どんな時でも生きていける無敵感があります。

 

しかし明るい無職は文明大好き。
そして人が大好き。

 

孤独すぎると死ぬコミュ障という最悪なステータスの持ち主が明るい無職なのです。

結果として、明るい無職は農業+スーパー引きこもりランドという着地点を見つけました。

 


「さいごに」

 

色々な理由で人はBライフという選択肢にたどり着いくんだと思います。
しかし、Bライフは答えではなく、1つの選択肢なのでしょう。

 

社会生活に馴染めなかった、でもBライフはハードルが高い、そんな半端な考えに陥っても凹む必要はありません!
ならその派生形を自分で作ればいいんです。

 

サラリーマンをしながら小屋暮らしをしたっていいんです。
実際してる人もいます。

 

明るい無職も最後はBライフ的な位置に身を起きながら、農業をするのが夢です。
放置耕作地で有機農法でもやって、自分の食べる分と+アルファだけ作って生きていきたいです。

有機農法は完璧な農法という訳ではありませんが、有機農法をやった跡地で慣行農法をすると、メキメキと野菜が育つというデータがあるらしいです。

 

明るい無職さんが死ぬ前に使ってた土地はほんとにいい土地だな、ありがてぇありがてぇ。
死んだ後そんな風に言われたら嬉しいものです。