明るい無職は農家になりたい

非農家無職33歳が農家を目指す。

農業学校3ヶ月目

今日も今日とて農業学校な明るい無職です。

今回は実際の農業学校はどんな所だった?
という話をしていきたいと思います。

 


「無職心は砕けない」

 

さて、入学前は
「学校にバイトに農地探しにTwitter!ついでに恋も探しちゃうぞ!」
なんて息巻いていた明るい無職ですが、入って1ヶ月経とうとする頃には
「ば、バイトする余裕なんてあるかいな!ワイは学びに来たのに何でこんな忙しいんや!!ぜーぜー、げほっげほっごぼぉ( ´゚Д゚)・;’.、」
もうやめて!無職のライフはZEROよ!
状態となっていました。

 

その理由は学校の
「初心者から農家の子息まで受け入れるし教えるで!あ、でも畑は自己管理で最大限使ってな?使ってな?(ブチ切れ)」
というスタイルにありました。
_(´ཫ`* _)⌒)_

 

畑をやった事のない無職は全て後追い状態。
もちろん予定表なんて作れず、その場その場で植えるものを決め、その都度畝を準備し、せっつかれるように防除を行いました。
結果、週5〜6で畑に通うことに。

休みの日は布団から出ない、なんてサラリーマン時代のストレスマッハな時期と同じような感じになっておりましたね。

 

心が折れそうで折れなかったのは、ある意味ではオラ農家になるだ!とTwitterで宣言したからとも言えます。
ありがとうTwitter

 

 

「学校3ヶ月目」

 

そんなこんなで3ヶ月。
すると変化が訪れます。


流石の明るい無職も、農機具を毎日のように使っていれば使い方も覚えてきたのです。

恐る恐る使っていた管理機
(手押しのトラクターみたいな機械。土を耕耘したり、土を巻き上げて畝を作ったり、マルチの土乗せや土寄せにも使える農家必須マシン)
も、今や軽々扱えます。
ただし下手で真っ直ぐ走らせられませんが!

 

動力噴霧器や、草刈機も普通に扱えます。
運搬車(軽トラの荷台にタイヤをつけたような機械)やトラクターも最近では扱えるようになってきました。

 

そして何より、あれほど畝を作り定植するのに追われていた畑が夏野菜で埋まってきたのです。
これにより、週4でも畑を管理出来るように最近はなってきました。

 

まだまだ突発的な作業もあるので、あまり自由に動けてはいませんが。

 


「学校の使い方」

 

学校は真面目に農業に取り組んでれば何も言ってきません。
文句を言うのは、管理が行き届いていなかったり、次の行動が見えないからなのでした。

 

なので、自分なりに家庭菜園レベルでも植えるものを植え、管理する形を作り、実行すれば良かったのですね。

入った当初は無茶言うな状態でしたが(笑)

 

恐らくですが、農業学校はどこもここに近いものはあるんじゃないでしょうか。
その上で、コースが別れており、自分に合わせてコースのレベルを変えていく、というのが正しい選択なのでしょう。

 


「さいごに」

 

ひと月前は辞めた方がええんかなぁ、などと考えておりましたが、今となっては過去の話。
よっしゃこの調子で1年駆け抜けたるで!
\\\٩( 'ω' )و///
と今はなっております。

 

非農家の課題は
「農業に触れる時間」
なんだと思うのです。

 

自分のキャパを超えた規模での農業に触れ続けることで、農業で悩んで悩んで悩み、そして農業について考える時間が増えることが明るい無職には必要だったのでしょう。


畑にいることが自然になって、抵抗のあった農業機械の操作が自然に身につき、作業がどんどんスムーズになっていきましたしね!

 

畝作りが不安なのだって、植えた種がどう成長するか分からないからであって、1度でも経験すれば株間や畝幅なんかは自分で判断できるようになっていきます。

 

ちなみに明るい無職は葉物を勿体無いとほとんど間引かなかったので、現在地獄を見ています。

 

次回予告

日々成長し続ける葉物野菜。
収穫適期を逃した怪物葉物達が無職を襲う!

 

次回
「来世は間引きを」
( ´ཫ`)