無職、農家を目指す②
そもそもなんで先祖代々の土地が駄目だったかと言う話を少しします。
竹藪になっているという話は前回しましたが、竹藪の他にも杉の木がそびえ立っていました。
つまり、地面には雑草やら竹やら木やらの根が蔓延っているのです。
それを掘り返し、ちゃんと作物の作れる土地を作るのにどれだけ費用がかかり、どれだけ時間がかかるか分からない、もしかしたらやってみて駄目でしたということもある、ということです。
そんな訳で当初の目的は失敗でしたが、相談員の方々は次の提案をしてくれました。
- 農地は借りることができる
- 30代という「若さ」なら、独身でもウェルカムウェルカム
- なんと国、県のバックアップが手厚くあるよ!年間150万の生活支援金もあって安心!
- 独身は武器!貧しくてもやる気があればなんとかなるでしょ(笑)
若い、そう言われた無職の心は踊りました。
三十路になって誰も言ってくれなかった言葉ですよ!
若い!
こうして相談員に乗せられた無職は、こりゃ良い話だ!とウキウキして帰りました。
しかし、当然ながらそう簡単な話ではなく、これから無職に様々な困難が待っているのをこの時の無職はまだ知らなかった......。
まとめ
農業界隈では三十路は若い