明るい無職は農家になりたい

非農家無職33歳が農家を目指す。

ふと足を止めてみたらやる事は山積みだった

2年前、非農家でも農家になれるんじゃないか?と33歳にして農家を目指し出した無職。

 

去年は農業学校に通い、実践を経験しながら基礎を勉強。
一緒に通っていた面々は皆今年何かしらの形で就農を決意していたので、自分も農業法人や地域おこし協力隊で農業を学びながら就農する方向で考えておりました。

 

しかし!
やってきたコロナ禍!!
見学や研修を希望していた所は軒並み雲行きが怪しく!
そして決意!今年は動けん!!
数週間は絶望!
しかし見えくる希望!
なんや、やる事は山のようにあるやんけ!!

 


「やる事リスト」

 

もうね、言うてしまえば農業を本気で目指し出したのなんて学校に通ってからですよ。
つまり自分なんて1年しか就農の準備をしていないぺーぺーなんです。
知識は未熟だしね、計画書も出来てないしね、収納希望地も曖昧でね、お金だってそんなに用意できてない。

 

幸いというかコロナが問題視される最後の最後に立派な農業法人さんの代表の方と話す事が出来まして、どういう視野を持って農業を目指すか、なんて話が出来たのでそれを、まとめてみました。

 

・課題と目標の洗い出し
経理の勉強(簿記の資格取得)
・就農計画書の作成
・資本金の用意と明細
・農地の視察

 

ざっとこんな感じでしょうか。

 

師匠を作るなら自分の課題と目標を洗い出して伝え、それがそこで実現可能かちゃんと相談して教えを乞うこと。

 

農業は栽培技術だけでなく経理も必要になる。簿記を理解しているのといないのでは就農後の苦労は大きく変わってくる。

 

計画書は強い説得力になる。夢のような内容でも、ただ農家になりたいと言う人より計画書を提示する人の方が信用できる。

 

資本金は言わずもがな新規就農にはとても大切。

 

農地はその土地ごとに様々な特徴がある。何故その土地で農業がしたいかを伝えられれば、貸す方も納得して貸すことができる。

 

などなど、本当に多くのやる事が。
( ˊᵕˋ ;)💦

 


「新規就農友達の手伝いは最高の経験」

 

不特定多数の集まる所や、馴染みのない場所(遠征)へ行くのはまだ避けるべきですが、とりあえず見知った友達で三密を避けられる環境なら良いだろうと学校の新規就農友達の所へ手伝いに行っておりました。

 

その学ぶ事の多いこと多いこと。
多すぎて今回はあまり触れませんが、とにかく新規就農は準備が大事という事を痛感しました。

 

何より行って助けになってるという実感があるので、とても楽しい。
その人と作業する事で、周囲の農業者さんや地主さんと顔見知りになれるのも何気にありがたいですね。

 


「仕方ないなら仕方ない中で」

 

そんな訳で、コロナ禍という空前絶後前代未聞の事態の中、無職と言えども計画は吹き飛び予想外の事態に見舞われ資金も減っていってますが、やる事はかなり山積みという事も判明しました。

 

無理してでも次のステップに移行する、という手も無くは無いですが、そもそも豆腐メンタル人間失格ロード爆走中な明るい無職としてはガツガツ行くより石橋叩いて渡るくらいが丁度良いでしょう。

 

そんな中でも農業のこと以外に、最近ではファミコンをゲットしたのでゲーム実況を試そうとしてみたり、家庭菜園を大満喫したり、料理に挑戦したりと何気に生活は充実しております。

 

スーパーひきこもりランドを作りたい、なんて言ってる人間なんですから周囲と比べても仕方ない仕方ない、などと思いながら今日ものらりくらりと生きておるのでした。