明るい無職は農家になりたい

非農家無職33歳が農家を目指す。

モノの価値から時代を読み解く

金がないから物を買わないんじゃない。
買う必要が無いから買わないのさ(`・ω・´)キリッ
で有名な明るい無職です。

 

毎日の習慣でTwitterをポチポチしていた無職。
そんな時、こんな一文が目に留まりました。

「高級な工具買ったよ!」

ほう、高級工具、いくらぐらいなんだろうなぁ、と見てみたら3000円ですよ奥さん。


物がなにかとかも色々ありますが、数千円で高級なもの、って結構あるんですよね。

じゃあ手が出ないくらい高級なもの、って何だろうって考えてみたんです。

 


「手が出ないものは生活の質に関係ないものが多い」

 

高級といえば車。
車の機能は、人の体力を使うことなく遠くへ移動出来ることにあると思います。
そこに物が乗せられる、複数人同時に移動出来る、というプラスアルファが入って「車」という物になります。

 

さて、明るい無職はやっすい軽自動車を所持しています。
分かりやすく100万円くらいと思ってください。(本当はもっと安いです)
明るい無職の車を所有する目的は、家族の用事で使えること、がメインとなります。
なのでやっすい軽自動車で事足ります。

 

一方、高級車と言えばベンツでしょうか。
調べてみたら3000万円くらいでした。
明るい無職の軽自動車が30台買えます。

果たしてベンツは軽自動車30台分の価値があるのか、と言われると、機能的にはそんな価値はありません。

 

軽自動車の×30の機能と言うと


4人乗り▶×30で120人乗りに
燃費30キロオーバー▶900キロオーバーに


どんな車だよ化け物かよ。

 

見ての通り、30倍の値段とて30倍の機能では無いのです。
事故した時に5倍くらいは死ににくいかもしれませんが。
あと速度も2倍くらいは出ますかね。

 

他にも高級な服、高級な時計、高級な靴と、まぁ色々ありますが、機能性においては数万円の所を頂点として、それ以上はブランドや希少価値となります。

 


「現実的な機能面での価値が低い時代が来た!」

 

以上の事から、現代は現実的な機能面での価値というのは低く、ブランドや希少性で価値を見出す。ということが分かります。

文字にしてみると変な時代ですね。

 

大多数の一般人に過不足ない機能のものが手に入りやすくなっている、という事なのでしょうけど。
そういう意味では世界グッジョブです。


こんな社会不適合者の明るい無職ですら、車が持て3食美味しいご飯が食べられスマホなんてオーバーテクノロジーを扱えるのですから。

つまり、世の中の価値に惑わされなければ、いくらでも便利なものが扱える時代が今なのです。

 

何それ凄い!

 


「さいごに」

 

模範的な社会人になれなかった人間が不満を抱えながら生きている、というのはとても辛いものです。
現に明るい無職は底辺生活を送りながら精神は捻れまくってましたし、今も結構捻れてます。
この捻れが限界まで行くと、身を引きちぎりボロ雑巾のようになる訳です。

そうなるまえに、自分を捻っている価値観が果たして身を委ねていて良い価値観なのかを再認識しよう!という感じでしょうか。

 

この捻れは螺旋の力や!俺は布じゃない、ドリルだ!
というような男らしいものなら突き進んで穴を穿つべきだと思いますけど!