明るい無職は農家になりたい

非農家無職33歳が農家を目指す。

職歴が汚い人は自分を誇って良いと思う話

こんにちわ。
職歴が汚い明るい無職です。

二十代で数社の退職歴があるわ、無職期間ちょいちょいあるわ、もうね、もうね

誇らしい!

凹んだ時もありました

とはいえ、明るい無職も人間です。
自分のダメさ具合に嘆いた日々もありました。
何故僕はこんなに打たれ弱いのだろう、何故こんなにも長続きしないのだろう。
一番酷い時は

自分は性格が悪いのだ、だから周りは自分を嫌うのだ、それに気が付かない自分はゴミだカスだ

と本気で思ったこともあります。

最後の一線

あれ、でもちょっと待ってください。
サラリーマンというのは続けていれば安泰ですよ?
転職というのはやたら疲れますよ?
それを自分から選択しますかね?
しませんね。普通なら。
では、そんな面倒な道を選んでまで辞める理由があるのです。
そこで気が付きます。
今まで仕事が続かなかったのは、命の、精神の危機だったからじゃないだろうか。
このまま仕事を続けては死ぬ。
精神が壊れる。
そう何かが判断して、脳に、心に反映したのが退職なんじゃないだろうか?

そう考えると全て腑に落ちます。
世の中には過労死したり、死ななくても心が壊れる人が沢山います。
その最後の一線とは、誰にも分かりません。
不安が積もり積もったせいか。
寝不足が続いたせいか。
何かが引き金となるのでしょうが、それを引く要因は分からないのです。

引き金を引かない、引かせない能力

明るい無職にとって職歴が汚い、というのは生命の回避能力の証明だったのです。
もしあの職場を続けていたら自分が壊れていたかもしれない、その可能性を回避したのです。

更に言えば、引き金という表現も意味があります。
銃口を向けられて撃たれるのは明るい無職です。
では引き金を引く側は?
撃たれた無職は死にますが、撃った側も反動があるでしょう。
引く側も完璧な悪人というのはいませんでした。
何処かで歯車が噛み合わなくなっただけの人も多かったです。
銃口を人に向け打ち続ければその人も壊れてしまいます。
明るい無職のせいで、引き金を引くことに抵抗のない怪物が生まれた可能性もあったのです。

それを全て軽傷で回避してきたからこそ、明るい無職は明るくいられるんです。

なにそれ俺凄い!!


銃口を向けたものは自己正当化を始める

明るい無職は数多くの銃口を向けられてきた撃たれ役の花形と言えます。
だからこそ言えることは
撃った人間は撃つことに慣れていくにつれ自己正当化を始め撃つことに抵抗がなくなっていく
ということです。

パワハラモンスターの誕生は往々にしてこのようなものです。

とはいえ、そんなパワハラモンスターも最初は玩具の銃だったのかもしれません。
それが実銃となり、本人も気が付かない間に実弾が込められる。
撃って初めて実弾が込められており、人を撃ってしまったことに気がつくのです。
気がついても、もう撃ってしまった事実は変わりません。
なので自己防衛のために自己正当化を始めます。
撃たれた、撃たせたアイツが悪い、というような事です。

勿論、撃つ方が悪いのですが、撃たれないというのは撃つ側にもメリットがあるということです。

履歴書が汚いのは名誉ある撤退

以上のことから、履歴書が汚いのというのは致命傷を避けながら撤退した名誉の証と言えます。
それを否定するというのは、撤退するな死んで散ってこいという自爆上等を言ってるようなものです。言われても気にしないようにしましょう。

撃たれないし撃たせもしない、それが我々職歴汚いーズが誇れる勲章なのです!
過去を振り返っても仕方ありません。
汚い職歴は貴方の個性、物は言いようというように、何でもいいので胸を張って語っていきましょう!