明るい無職は農家になりたい

非農家無職33歳が農家を目指す。

ああ素晴らしき農業体験

ここで無職の凄いところを紹介しましょう。
なんとね、農業体験の前日、緊張と不安から眠れないの。
もうチキンハートのバカ!
コミュ障のあほんだら!
でも二時間くらいは眠れた気がします。


夢しかなかった個人農家

まず驚いたのは、Aさんの畑はとっても綺麗!
邪魔なものが畝間にあったり、資材が投げ捨てられていたりしません。
作業小屋はプレハブに自分で改築を施した農家カスタム。
何なら泊まれるくらい綺麗でした。
とはいえ、中古のプレハブを運んできたり、水道の延長工事をしたり、やはり初期費用はなかなかのものだった、とのこと。

体験自体は、収穫、マルチの撤去、ハウス内の作物の片づけなどなど。
普段は研修生と、農の雇用の社員さんとの三人でやってると言う。
研修生や農の雇用は、給料のほとんどが国から支給されるため、常勤の雇用が可能なのだそうだ。
あと多品目栽培の有機は、365日何かしらの作物を出荷出来るため、研修や雇用しやすいとか。
確かに収穫時期だけ人手の欲しい作物になると、常勤って難しいですよね。
なるほどメモメモ。

常にやることがあるので、気がつけば農業体験の時間が終わっていた、という感じの1日。
帰りにはまたもや野菜をいただいてしまいました。

筋トレするよりバッキバキ

翌日、見事なまでの筋肉痛に苦しむ無職。
それまで筋トレをしていたというのに、農業の負荷は自重トレーニングなんか目ではない程のものだったのだ。

筋トレにもなり、野菜も貰い、農家さんとも繋がれる、農業体験はまっこと素晴らしきレジャーぜよ!
と声を大にして伝えたい!
でも農家の宿命として、場所は都市部からかなーり離れていたりするので、移動時間だけがネックなのであった。

夢見ちゃう農家ライフがそこに

広い農地
少し先には温泉
自由空間作業小屋
電気水道トイレ完備

夢しかない!
そこはボッチの楽園としか言いようがない!
何なら農地に住みたい!
そう思えるような農園でした。

実際農業を始めたらそんなことも言ってられないんでしょうけど。
仕事と私生活をごっちゃにしたい無職としては、希望をそこに見いだせた気がします。

農家を目指す人も、そうでない農家にちょっと興味がある人も
是非是非一度農業体験を!
スーパーで顔の見えない人の野菜を買うよりも、知ってる農家の作った野菜を食べたほうが楽しめること間違いなしです。