明るい無職は農家になりたい

非農家無職33歳が農家を目指す。

無職、農家を目指す④

さて、無職から農家にジョブチェンジするにはどうしたら良いのか。
師匠に弟子入りして研修するのが一般的だが、現状無職にその当ては無い。
しかも補助金を使う場合は4月から、この時は7月くらいだったか。
なのでここからは、自分の環境に合ったルートを選ばなければならないフリーシナリオ突入である。


活きた!活きたよバスツアー!


とりあえず無職は暇である。
バイトなどは事情があって難しいが、一日二日程度の暇ならクリエイト出来るくらいには暇である。
かといって、次はどうしたらいいっすかね?と相談しに行くのは憚られた。
だって相談員の方々、何気に辛辣なんだもん!
やれるなら有機がいいかなーなんて言ったのが悪かったらしく、どれだけ新規の有機が難しく修羅の道かを散々語られたのだ。
ニコニコしていたお姉さんが真顔になる瞬間というのは、どうしても馴れるものではない。

ということで、ここは新規就農というのは一度置いておいて、農業体験という子羊の皮を被り農家に潜入しよう!
それなら強面の農家のおじさんに新規就農の厳しさをぶつけられ泣きながら帰ってくることは無いだろう!

と、なるも、なんて検索したらええのや。

○県 農業体験
カタカタカタカタッターーン!

出るには出るけど、期間があったりぼんやりした情報だなぁ。
そだ、この前バスツアーで行った有機農家さん検索してみたろ!
と、見たところ、農業体験あるよ!とは書いてないなぁ。地域のイベントとかはやってるけど。
まぁいいや、電話は怖いからメールしたろ!
チキンっぷりを見せながらも勇気を出す無職。有機だけに(ぼそっ
有機だけに


その数日後。

\ピロリーン/

○○農園のAです。
ご連絡いただいた農業体験ですが、○日~○日なら受け入れ可能となっております。

丁寧なお返事キター!(゚∀゚ 三 ゚∀゚)
早速返信し、体験を予約。
この方は見学ツアーで出会った有機のAさん。

こうして無職の農業への挑戦が幕を開けた。
開けただけで物語は進んでいないのは内緒である。


次回予告
ついに農業体験というスパルタイベントに手を出した無職。
農業の厳しさを身体と心に教えられ、廃人となってしまうのか!?

次回!無職、暁に死す!